オカルト
通常の知識では説明しがたい、神秘的・超自然的な現象や行為。秘術。
こういう説明だと神秘的ですね。幽霊とかなんとかそういう不気味な超常現象のイメージがありますけど。日本の見えないものは大体そういうイメージです。
日本においてオカルトブームが1970年代にあったそうで、あの有名な雑誌「ムー」がその言葉を流行させたと言われています。その後、終末思想が多く取り上げられた1999年〜2000年、そして2012年あたりがブームでしょうか。この頃になると、科学的見地からこうしたオカルト要素を検証しようとする科学者も多くなり、オカルトに興味があってもなくても盛り上がるという気運を見せることが多いです。
しかしながら、本来的にオカルトという言葉はキリスト教界隈ではカルトと同じく、正統キリスト教でないと思われるものに向けられた異端のレッテルであり、軽々しく使うべき言葉ではありません。見えないものを信じる宗教において、科学的でないからと異端扱いをするのもナンセンスな話なのです。
現代オカルトの根源:霊性進化論の光と闇 (ちくま新書)
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大田 俊寛
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